部門賞
金賞
「軽い気持ちの代償」
広告主=協賛各社
制作社(者)=(株)山陰中央新報社/(株)SAIDO
長い文章ではありますが、読んでから絶対に飲酒運転はやめようとおもいました(したことないですが)。新聞だからできることですね。ごくごく普通の人が事件を起こしていく様が本当にリアルで、誰にでもありうる。言葉が使えないなら誰かの書いたものを使ってもいいと思います。
金賞
三代選手振り返り 篇・三代選手 篇
広告主=荒木燃料(株)
制作社(者)=山陰中央テレビジョン放送(株)/(株)TK WORKS
海外の映像会社が作ったの?と思うような高いクオリティ。そして、スポンサードしている選手を広告塔としてきっちり活用していることも新しかったです。今まで山陰広告賞になかったタイプのものでした。
金賞
広告主=(株)エフエム山陰
制作社(者)=(株)エフエム山陰
昨年もありましたが、このシリーズいいですよね、本当に一歩踏み出せそうなんです。行動を起こさせる気にさせるってとても難しいんですが、ただ啓蒙するんじゃなくて「絶対に行動を起こさせよう」という製作者の気概を感じるよい広告です。
銀賞
広告主=以呂波
制作社(者)=(株)エフエム山陰/(株)T.T.C
メニューを野球にしたのはおもしろいんですが、野球もののラジオCMって結構あるので、もう少し言葉選びを野球実況で使いそうなものにできたらもっとよくなったと思います。
金賞
Award 2025 ポスター
広告主=MATSUE Tech-Product Award 実行委員会事務局
制作社(者)=(有)パリティクラブ
グラフィック、かっこいいで終わっちゃいそうなんですが、そこに入っている言葉もそれぞれいいし、しかも、グラフィックを壊さずに丁寧にレイアウトされています。ずっと飾っておきたくなるいいポスターです。
金賞
「聞き書きIZUMO365」
広告主=出雲市
制作社(者)=(株)あしたの為のDesign
観光パンフレットのリニューアルから出発したそうですが、もうお金を出して買いたいレベルの出雲パーフェクトガイドですね。企画がいい、写真がいい、文章がいい。都会の編集プロダクションにお願いするよりもはるかに高いレベルだし、住んでいる人しかわからない情報の解像度。その労力に脱帽です。
金賞
ロゴデザイン
広告主=奥出雲町
制作社(者)=(有)パリティクラブ
この部門はいつもハイクオリティの激戦でした。言葉があったこと、住民とのワークショップの結果であることが金の要因でした。ワークショップをして住民の気持ちを導き出すこともデザインですから。
金賞
観光情報発信事業
広告主=島根県商工労働部観光振興課
制作社(者)=アイム(株)
こつこつとした莫大な投稿。でも、ひとつひとつ抜かりなくて質が高い。その積み重ねがあるから、数万のフォロワーがいるのです。誰もがやりたいSNS施策だけど、なかなかできない。私も見習いたい。
銀賞
コーポレートサイト
広告主=山陰総業(有)
制作社(者)=アイム(株)
会社と現場の熱量をそのままサイトに表現していました。かっこいい。製造業や、建築業の作品はたくさんあったのですが、このサイトは一つ抜けていました。若い人も門戸を叩いてみたくなる。
金賞
広告主=日本酒バー DARUMA
制作社(者)=(株)あしたの為のDesign
数十種類のダルマ。店舗に散らばるダルマ、ジョッキにもダルマ、複合ダルマでございました。カウンターにあるびっしりと書かれた文章もかなりよかったんですね。
銀賞
広告主=島根県
制作社(者)=(株)山陰中央新報社/(株)SAIDO/(株)エフエム山陰
ずっと続くシリーズなんですが、新聞もラジオもいいんですね。綿密な取材がなせる技だと思います。来年、このシリーズは賞があげにくくなっちゃうから、さらなる飛躍を期待してます。
◎作品展示情報
2025年
3月12日|水|~3月17日|月|
10:00 ~ 16:00 ※最終日は15:00
島根県立美術館
松江市袖師町1-5 ギャラリー
TEL(0852)55 - 4700
出品者の方の搬出は
2024年 3月18日|火|
10:00 ~ 12:00(時間厳守)
※島根県立美術館
表彰式・講評会
山陰広告協会定時総会懇親会席上(2025年6月開催予定)
クリエイターは
山陰両県内の制作社(者)
山陰広告賞「応募資格」
●山陰両県内の制作社(者)であること。
●広告主(発注社)は山陰両県内に限らない。
●作品は2021年1月から12月までの間に発表されたものに限る。
※実行委員会が広告作品であると判断したものに限ります。
審査委員長

1976年大阪生まれ大阪在住。コピーライターとして働きながら写真家、UFOを呼ぶためのバンド「エンバーン」のリーダーとしても活動中。
商店街のユニークなポスターを制作し町おこしにつなげる「商店街ポスター展」の仕掛け人。2021年に20年間勤めていた電通を辞めてフリーに。著作に自伝的エッセイ『迷子のコピーライター』(イーストプレス)、写真集『隙ある風景』(私家版)。佐治敬三賞、グッドデザイン賞、TCC最高新人賞、KYOTOGRAPHY DELTA Awards、造本装幀コンクール日本印刷業連合会会長賞ほか受賞多数。


主催:山陰広告協会
協賛:山陰中央新報社、BSS山陰放送、TSKさんいん中央テレビ、日本海テレビジョン放送、エフエム山陰
後援:島根県、鳥取県、松江市、米子市、松江商工会議所、出雲商工会議所、安来商工会議所、米子商工会議所、境港商工会議所、鳥取商工会議所、島根県商工会議所連合会、鳥取県商工会議所連合会、NHK松江放送局、NHK鳥取放送局、朝日新聞松江総局、読売新聞松江支局、毎日新聞松江支局、日本経済新聞社松江支局、産経新聞社、中国新聞社
協力:山陰広告協会会員各社
山陰広告賞について
広告文化・技術の向上と地域振興を図ることを目的に「島根広告協会」が、1977年「島根広告コンクール」を開催したのが「山陰広告賞」の始まりです。
1983年に広告技術の一層の振興を目指して電通から審査委員長をお招きし、名称も「島根広告賞」へ変更。さらに2019年には「山陰広告協会」へ改称し、山陰両県を対象とした「山陰広告賞」として実施することになりました。
毎年、その前年1年間に山陰で制作された広告を集め、その中から優れた作品を表彰し、一般にも展示いたします。